「毎日、洗顔してるのになぜか肌がベタつく…」「乾燥してカサカサする…」。
そう感じているあなたは、もしかしたら間違った洗顔方法を続けているかもしれません。
30代からの肌は、ゴシゴシ洗いや熱すぎるお湯に耐えられません。むしろ、そのせいで肌はボロボロになっている可能性もあります。
今回は、あなたが今すぐやめるべきNG習慣と、清潔感を手に入れるための正しい洗顔方法を徹底解説します。
1. 意外と知らない?!「ゴシゴシ洗い」が肌を老けさせる理由
「洗った!」という感覚が欲しくて、ついついゴシゴシと力を入れていませんか?
その洗い方、実は肌にとって大きな負担です。
肌の表面には、外部の刺激から肌を守る「バリア機能」があります。ゴシゴシ洗いはこのバリア機能を壊し、肌を傷つけてしまうのです。
その結果、乾燥しやすくなったり、シワやシミの原因になったりすることも。
肌は繊細な生き物。優しく扱ってあげることが、清潔感への第一歩です。
2. 間違った洗顔で「おじさん肌」になる!?NG習慣3選
正しい方法を学ぶ前に、まずは今すぐやめるべき3つのNG習慣を確認しましょう。
NG1:熱いお湯での洗顔
熱いお湯は、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。これにより、肌が乾燥し、それを補おうとさらに皮脂を分泌するため、かえって肌がテカる原因になります。
**理想は体温より少し低めの「ぬるま湯」**です。
NG2:手で泡立てて終わり
洗顔料は、きめ細かな泡にすることで、毛穴の奥の汚れを吸着してくれます。
しかし、手で泡立てただけでは泡のきめが粗く、毛穴の汚れを十分に落とせません。
NG3:洗顔後、ゴシゴシとタオルで拭く
洗顔後の肌は無防備で敏感な状態です。タオルでゴシゴシ拭くと、これもまた肌に大きな負担をかけてしまいます。
3. 【実践編】正しい洗顔4ステップで清潔感アップ
それでは、今日から始められる正しい洗顔方法を4つのステップで解説します。
ステップ1:ぬるま湯で顔を予洗い
まず、32度〜34度くらいのぬるま湯で、顔の表面についたホコリや軽い汚れを流し、毛穴を開かせます。この時、手はきれいに洗っておきましょう。
ステップ2:泡立てネットでピンポン玉大の泡を作る
洗顔料を泡立てネットに取り、少量のぬるま湯を加えて揉み込みます。逆さにしても落ちないくらい、弾力のあるきめ細かな泡を作るのがポイントです。
ステップ3:泡で顔をなでるように洗う
指で直接肌をこするのではなく、泡をクッションにして優しく洗います。皮脂の多いTゾーン(おでこ・鼻)から洗い始め、乾燥しやすいUゾーン(頬・あご)は最後にサッと洗いましょう。
ステップ4:すすぎは時間をかけて丁寧に
泡が顔に残らないよう、ぬるま湯で丁寧にすすぎます。特に髪の生え際やあごの下は泡が残りやすいので注意しましょう。
4. 忘れてはいけない!洗顔後の「+α」ケア
せっかくきれいに洗顔したのに、そのまま放置するのはもったいないです。
洗顔後は、肌が急激に乾燥します。30秒以内を目安に、化粧水と乳液でしっかり保湿をしましょう。
「俺は乾燥しないから大丈夫」と思いがちですが、乾燥した肌はニキビやテカリの原因になります。保湿は洗顔とセットで考えてください。
まとめ
今日から洗顔を「なんとなく」から「意識的に」変えるだけで、肌は劇的に変わります。
正しい洗顔を習慣化すれば、肌荒れを防ぎ、清潔感あふれる若々しい肌を手に入れることができます。
洗顔は、脱おじ化の第一歩。今日から実践して、周りと差をつけましょう。